「願うと叶う」というほど世界は甘くなかった <完結>

「引き寄せの法則」というものに期待しすぎた少年が体験する、ちょっとした不思議話。 一応、ファンタジー? 運を良くしたい人必見・・・・というほどでもないか。

ふと思った、次回作の場面がいくつか浮かんできたので。メモ程度にちょいと書いておきます。
今度の作品は、どうやら過去世とかそういう「縁」、過去世の開放とか未来世の開放とか、そういうオカルト的でもあり、SF的に時間軸を超えた話としても展開していきそうな気配。
「過去世療法」とかありますけど、そういう話っぽいんですが、もっと複雑な話になりそうです。
これ、ライトなラノベではもはやなくなりそうな感じもしますが。
気が向いたら書いていきます。
二次審査通過したので、ちょっと調子にのってきた感じです。

今日はとりあえず、「予告編」的な感じで、印象的な部分だけを書いてみました。
これらが本編でどういうふうにつながっていくのか?それともここに書いて満足して
「予告編だけで終わった小説」となるのか。

読んでイメージふくらませてみてくださいね。

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いつものコンビニから九州醤油味のポテチを6袋買って戻ってくると、
イズクモがリビングに立ち上がって言った。

「おぬしは、なんのために今、ここにおるのじゃ?」

びしっと俺を指差しているが・・・。

「は?お前にポテチ買ってきてやったんじゃないか。何を言いたいのだ?」

「そうではない。わしは主の真我に問うておるのじゃ」

いきなり訳のわからないことを言い始めやがったが、こいつもついに、アニメとかネットの情報に毒されてしまったのか。
やはりネットにはチャイルドロックをかけておくべきであったか。

あ、でもそれやったら俺もイヤラシイの見れんじゃん。


「ぬしの、表に出ておらぬ。無意識に問うておるのじゃ。いつもぼーっとしておるぬしがわからんのは当たり前じゃ」

「真我?無意識に問う?何それ。日曜朝の魔法少女が使う新しい技かなんかか?」

「ぬしがなぜわしと出会ったのか、今までの女子とであっておるのか。
それをこれから見ていかねばならぬ。これからは、今までのようにヌルイ指導ではなくなるぞ」

「いつお前に指導されたよ。というか、人との出会いは偶然だろ?」

「ぬしはそこにシタゴコロが入っておるがの」

「男子として当然。美人の先輩と、胸の大きな可愛い後輩が同時に手に入ると知れば、多少の無理は通すというものだろう」

「山江かな一筋ではなかったのか?」

「それはそれ、これはこれ」

「ふむ、まぁよい。ぬしの無意識をもう少し活性化させぬと話が進まぬようじゃな。
今のぬしではなんの役にも立ちそうにないわ」

「なんだよそれ。お前のためにいつもポテチ買ってきてやってるじゃないか」

「そういうことではない。わし一人についてではない。
人類全体に関わることじゃ」

「人類全体?」

「ぬしが気づかねは、その影響が人類全てに広がってしまう。故に、わしは主を指導することになった」

「ことになった、って。それよりもなにそれ?俺がなんかしないと人類がどうかなるわけ?」

「そうじゃ。ぬしが気づかぬと。この世界が崩壊する」

「はぁ?」

という事で、俺はイズクモの指導を受けることになっていったのだが。
過去世、別の時空にある「自分」とのつながり。そこで得られた学びと今の関係性。
そして、俺につながる「縁」によって構成されている世界のこと。

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<一応新キャラ登場シーン>

「はじめまして、私は一年の湯ノ浦といいます。先輩は文芸部の人でしょう?ちょっとお話があるんですが、いいですか?」

目の前にいるのは黒髪ツインテールの美少女。つい胸元に目が行くが、それよりもこの少女は
足が美しい。そして、このギリギリの太ももライン。
ニーハイとスカートを短めにすることで現れる、この黄金比率。
なんと素晴らしい。

そもそも、女子と会話する機会なんてほぼないので、こんなに近くで足を観察することはないので、
足元からじっくりと鑑賞して脳内に静止画として記録する。


それから、「そうえいば、なんかこの子話してたな」と思い出して。
やっと話した言葉を思い出していった。

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「ぬしらは今、ここにおるものだけが「おぬし」を構成しているものではない。過去の時代、わしはぬしとであっておる。そこの縁でわしは今ここにおるのじゃ。
ぬしは、なぜ今ここにおるのかや?」

「過去の時代?それって、いわゆる霊能者の言ってた過去世とかそういうことか?」

「ぬしらはそう言うが。わしらからしてみたら、全て同じ、同時に有るように見えるものじゃ」

「それ、よくわからんな」

「時間軸というものが、ぬしらの基準で作られているものでしかないということじゃ。わしらから見たら、その時代の主も今のぬしも、ぼーっとした感じがまったく同じで。
なんでこやつと縁を持ってしもうたのかと、いろんな意味で考えさせられるわ」

「なんだそりゃ。まぁ、よくわからんけど、その過去の俺と今の俺が何の関係あるんだ?」

「ぬしが過去に行った過ちを、今ここで開放する必要がある。
そして、同時に未来のぬしの流れをつなぎかえる必要もあるのじゃ。過去のほうは今までのメガネメイドと生徒会長でなんとかなるが。
未来は膝丈靴下のあやつとの関わりが重要になってくるのじゃ」

「まさに、わけがわからない状態だが。それって、俺関係あるの?」

「ぬしが全ての中心におるのじゃ。これからいうことをよく聞いて、わしの言うとおりに行動するのじゃぞ。少しでもタイミングが狂ったら。明日のぬしはここにおらぬ」

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と言う感じで。
イズクモはまだ出てくるし、一応ロリっぽい新キャラも出てくる予定だったりします。
『願うと叶う~』でもちょっと書いてましたが。
「未来を見て今の行動を決める」
という話について詳しく書いていく感じになりますね。

無事、というかなんとか二次審査も通過させていただきましたみたいで。
かなり嬉しく思っております。
二次通らんだろうかな、と思っておりましたんで。タイトルあったときはちょいびっくりしました。
久々にこういうコンテストで二次まで残ったので、正直嬉しいですね。

とりあえず、イズクモイラストで喜びを表現してみました。

読んでいただいた皆様、ありがとうございます。


いずくも2時審査通過イラスト

いやぁ、一時で落ちるかと思ってましたけど、無事に通過してちょっと嬉しく思ってます。
飽きずに読んでいただきました皆様、ありがとうございます。



最初だらだら、最後急に終わった感じになってしまいました。

非現実的なことがおこっても、とくに、何かが急激に変わらない物語

そんなのを書いてみようかな、と思ったのもありまして。
妖狐が出る割には 「何も特殊なことはしてない」 ということが特徴かと。

書きながらストーリーを考える方式で書いてたので、文章も多少オーバーしてしまいまして。
最初のだらだら部分をカットすればいいかなぁ、という感じになっております。

本当は、これから主人公の話が始まるのですけどね。

パターン通りに家に帰るとポテチ食ってるイズクモが居て、というとこから次の展開も見えているのですが。

イズクモの本当の目的とは?

時間軸を越えて展開される主人公と周りの女子との縁とか?

ここからはSF的な話になる予定なんですけどね。
続きをもしも書くなら、というとこですが。そこはたぶんないでしょう(笑)。

とりあえず、この話はここまでで完了ということになります。

拙い文章を、長々と読んでいただきましてありがとうございました。

                                                           

                                                       丸尾 



一話はこちらから  http://negaama.blog.jp/archives/cat_89315.html


<その3>


「お前だれ?」



「お前とはご挨拶じゃな。いつもこの部屋におったのに気づかなんだかな?」



「部屋にいた?お前みたいなのしらんぞ」



「やっと目が開いたから、わしの姿が見えるようになったのじゃ。」



なんだ、この話し方は。痛い中学生かいな?



「で、君はだれ。なんでこんなとこで人の部屋にいるんだ?」



「ぬしはわしのセリフを聞いておらなんだか。前からおったのじゃ」



「いつ?」



3ヶ月前かの」



「どこに?」



「これ」



と言って指差すのは御神木で作られたと言われるテーブル



「確かに、それ霊能者から買ったのは3ヶ月まえだが。それとお前関係ないだろう」



「はぁ?ぬしが買ったからわしがここにおるのじゃ」



「わけわからんな、なんのことだ?」



「ぬしは前から頭が悪そうだと思っておったが。まだわからぬのか。まあよい、説明してやるからそこに直れ」



と言って、そのケモ耳少女は俺をベッドの上に座るよう指示する。



って、

「ここ俺の部屋じゃん」



「細かいことは気にするな」



この妙にでかい態度はなんなんだ?



で、そのケモ耳少女の話すには。



簡単に言うと、このちゃぶ台の材料になった御神木に宿る狐だそうで。



「そとで気ままに人などをだまくらかして遊んでおったら、気がつくとなんぞえらい坊さんに御神木に封じ込められてしもうて。そのまま数百年経ってしもうたか。気がつくと、この家に来ておった」



「なんで、俺の家に来たんだよ」



「ぬしがこれを買ったからじゃ」



「だって、御神木使ってこのテーブル一つだけ作ったわけじゃないだろう。ほかのところ行けばいいじゃないか」



「うむ、ぬしはあながちアホではないな。御神木はそのまま、神社の遷宮の際に使われておって、その端材で作られたのがこの机じゃ。じゃから、大部分は神社の柱になっておるよ」



「で、なんでこの端材にくるのさ」



「ぬしがわしを召喚したからじゃ」



「召喚?」



「ここにぬしが集めた様々なものがあるじゃろう。

まったく、よくこれだけのものを集めたものじゃと感心するが。それがわしを呼び寄せた」



「呼び寄せたって、だいたいこれは俺の彼女を引き寄せるためのアイテムたちだ。お前みたいなケモ耳少女を呼び出すためじゃない」



「ぬしは女と付き合いたいのであろう?」



「そうだよ、それでこれだけアイテムを揃えたんだ。両親からもらった、一人暮らし用の、ここ数ヶ月分の生活費をつぎ込んでいるから昼飯以外はほぼパンの耳しか食ってないくらいだ。

それくらい、これにかけているんだよ。」



「ぬしは願望をかなえたいと強く思った、それでわしが来た。それだけの話じゃ」







「もしかして。あなたは縁結びの神様ですか?」



「正座などして、急に改まったな。

手を握るな! そうじゃな、ぬしらが縁結びの総本山的に呼んでおる、その神社のつながりではあるぞ」



なんてこった、そんな神様に俺はもしかして、失礼なことをしまくっていたのかもしれない。



「これは、大変失礼致しました」



「土下座などせずともよいわ。だいいち、わしは神ではない。その神社につながる眷属のようなものじゃから」



「なんだ、神様じゃないのか。使い魔みたいなもの?」



「・・・・その変わり身の速さはなんじゃ。まったく」



「俺のポテチ食ってるような奴が神とは思えんからなぁ。霊格の低い存在なんじゃないかと思っていたよ」



「霊格?ぬしのような奴がそんな言葉を良く言えたものじゃな」



「霊格は願望を叶えるには重要なポイントだろう?霊能者が言ってたぜ」



「神社に勝手に順位付けておるのは人間たちじゃ。みな同じじゃ基本的には」



「だって、お願いの叶う神社とそうでないのあるだろう?」



「神社の成り立ちによるな。呪い系、鎮魂系は願いが叶い安いじゃろうけど」



「なんで?」



「人の念を集めやすいからじゃ。願望を持った念があつまると、それが力をもって現実世界の出来ごとに影響を与えるほどになるからじゃ」



「そういう神社もいくつか御札買ったさ。でも今日はそれ叶わなかったじゃないか」



「ぬしの目的は、なんじゃった?」



俺はそこにあった、願望実現のフォトフレームを指差して言った



「この写真みたいに、彼女とお付き合いすることだよ」



「かなったではないか」



「どこが。って、お前ポテチ3袋全部食ったな!」



「うむ、この九州醤油味、というのは美味いものじゃな。今度また買うて来い」



「それなら金くれよ。って、

それよりもどこが俺の願いかなったんだよ」



「ほれ、お付き合いはしてくれると言ったじゃろ?」



「言ってない」



「良く思いだしてみろ、お買いものにお付き合いしてくれる、と返事してくれたじゃないかや」



確かに、確かに、彼女は「お買いものに付き合う」つもりでOKと言ったのだったが



「俺は、お付き合いがしたいの。彼氏彼女の関係になって、イチャイチャして、チュッチュして。あわよくばエロエロなことがしたい!」



「なんともストレートな願望じゃな。エロエロな事、というのはこのパソコンで見ておった内容のことか?

しかし、これはかなりマニアな内容じゃのう。ぬしのエロエロなことというのは」



「なっ、勝手にパソコン動かすなよ!

それに、なんで、それを知っている。っていうか、なんで俺の見ているとこ知っているんだ!」



「そりゃ当たり前じゃ。わしはこのテーブルにおるのじゃから。主がこれを見ながらナニをどうこうしておるかも見ておるぞ」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・全部?」



「そうじゃ」



「・・・・・・・あんなページや、こんなページ見て、あの・・・、健全な男子の行う、必然的な行動も?」



「もちろんじゃ」



「うっわぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁ」



「そこで叫んで頭抱えても、過去は変えられぬぞ」

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